単身赴任中のネット環境はどうしたらいいんだろう
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家に帰っても一人ぼっちの単身赴任者にとって調べものしたり、家族との連絡のやりとりしたりするためにインターネットは必需品かと思います。そこで今回は単身赴任中のネット環境をどうするかについて書きたいと思います。
1.単身赴任者がインターネット回線を引く必要性がそもそもあるのか
最近は、スマートフォンもかなり普及しているため、新たにインターネット回線を新たに引く必要性をあまり感じないと思われるかもしれません。しかし、意外と単身赴任をしていると、インターネットの回線を引いておけば良いな~と思う事が結構あります。
例えば、「家族と顔を見て話しをしたい!」と思った時などがそうです。スマートフォンでも可能ですが、映像電話(インターネット電話)を長くすると通信量の制限をすぐ受けてしまうことになり、途端に通信が遅くなってしまいます。そうなると日常使用にまで支障をきたしてしまいます。
それにやっぱり映像電話をするならパソコンなどの大きな画面で家族の顔をしっかりみながら話をしたくなりますし、特に、日々会えないと余計にそう思います。そんなときに、インターネット回線を引いていれば、映像電話を利用すれば家族や友達と顔を見ながら無料でいくらでも電話でます。(※)
※モバイル通信などのインターネット回線を利用した場合は、通常の固定回線とちがって利用制限があるので、映像通信が遅くなったり、できなくなったりします。モバイル通信の詳細については、下記2項を参照ください。
また、単身赴任では、一人の時間がおのずと増えるので、その際に映画などを見たりしたくなったりすることもあるかと思いますが、そんな時にもインターネットの回線を引いてると大変便利です。
というよりも、はっきり言って、あるのとないのとでは雲泥の差です。
2.インターネット回線にはどんなものがあるの?
インターネット回線には、大きく分けて2種類あります。
一つ目はADSLや光ファイバーなどの固定回線、二つ目はWIMAXなどのモバイル通信回線になります。
2-1.ADSLや光ファイバーなどの固定のインターネット回線
住居などで利用するインターネット回線を引く場合、普通はADSLや光ファイバーなどの固定のインターネット回線を選ぶのが一般的です。
費用はだいたい月額5,000円~6,500円程です。通信速度も速く、通信量などの制限を受けないので、映像電話やネットレンタルなどで映画を見たりする場合には必須です。
⇒映像電話がどういうものかについては、「単身赴任をして感じる家族のありがたみ」の「1-3.Skypeを活用しよう」をご覧ください。
また、インターネットを開始するためには配線工事が必要になり、高い工事費(10,000~20,000円程)が必要になります。(※)
※住居によっては、すでに回線が引いてあったりすることもあり、工事が不要の場合は工事費無しということもあります。
さらに、たいていの場合、固定回線には契約期間の縛りがあります。特にキャッシュバックや割引料金のキャンペーンなどのサービスが付随するかわりに、2年間契約解除ができない縛りがあり、これより短い期間で解約すると違約金等が発生したりします。しかも結構高い違約金だったりして負担が大きくなることもあります。
2-2.モバイル通信回線
最近では、先に記述した固定回線とは異なるイーモバイルやWIMAXなどに代表されるモバイル通信も普及してます。これは、ルーター*1と呼ばれる通信機器を自由に持ち歩いて、そのルーターの電波の届く範囲内ではインターネットができるというものです。そのため、出かけ先などでネットをしたい場合や、簡単なネット環境さえあれば良いという場合には最適です。しかもルーターを受け取った時点から開始できる手軽さも魅力です。
費用はだいたい月額4,500円程で固定回線よりも若干安いくらいです。
しかし、モバイル通信は、回線速度の遅さや、通信量の制限を受けますので、「単身赴任をして感じる家族のありがたみ」の「1-3.Skypeを活用しよう」で書いているSkypeと呼ばれるアプリで映像電話をした場合、数分程度ですぐに通信量の制限に達してしまいます。そうなると通信速度が大きく落ちますので、数日は映像電話ができなくなったりします。
また契約期間の縛りは固定回線と同様にあります。こちらも縛りの期間は、2年間で、これより短い期間で解約すると違約金等が発生したりします。
ちなみに、
イーモバイルの場合は、速度はホームページを見たりメールをするには特に問題無いようですが、Youtubeなどの動画を見たりするには、閲覧に少し時間がかかり物足りないく、契約縛りは2年です。
WIMAXの場合は、速度がかなり速く、Youtubeなどの動画を見たりする分にもそこそこ満足できますが、利用できるエリアが狭い(電波の受信できるエリアが狭い)のです。
また、先ほども書いたように、有線だと通信量は無制限ですが、WiMAXの場合では、3日間で3GBを超える通信量になると通信制限がかかってしまいます。
ですので、モバイル通信は費用を安く抑えたい、または単身赴任の期間が短く、その後も移動時に使うので、解約せずに使い続ける予定のある方に向けたものになります。
3.まとめ
結局、どっちの回線がいいのかといえば、単身赴任中に何をしたいのか次第という、身も蓋も無い事になります。私の意見を言うならば、固定回線の方が、なんでも苦痛なくできると思います。
しかし、私の場合はモバイル通信を利用してます。映像電話の回数と時間が少なく、急な移動になった場合でも、途中解約せずに出先で使う通信機器として使用することができるので、しばりの期間も満了を迎えれるかなぁ~と考えたからです。
内容をまとめると、次のような感じですね。
メリット:通信速度早い、通信無制限(映像電話や動画レンタルなども気にしなくてOK)
デメリット:新規で回線を開設するまで時間がかかる(工事があるため)、月額費用が高い、工事費が必要、解約時の縛りがある
モバイル通信回線
メリット:どこでもできる(通信エリア内のしばりがあるが)、月額費用が固定回線よりは安い、工事費不要ですぐネットできる
デメリット:通信速度が遅い、通信制限がある(映像電話や動画レンタルなどには不向き)
ぜひ、充実した単身赴任生活のためにも慎重に選んでくださいね!