kumityouの単身赴任ブログ

単身赴任者kumityouの単身赴任の事、時事、節約など思った事をつづっていきます。

さて、世間ではマイナス金利で大騒ぎだが、わたしゃどうしようかねぇ~  



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1.マイナス金利を思い起こせば・・・

さて、日銀の黒田総裁が、マイナス金利をぶちかまして早1カ月ほど経ちますね。相当インパクトが大きいようで、連日、ニュースでは、

 

  • 銀行に預けている預金が減る前にタンス預金しよう!んで、タンス預金してたら泥棒心配だから金庫を買って対策じゃ!!おかげで、金庫関連の株がギュンギュン上がってる!!!(対策の取り方が切なくなってしまうお話ですな・・・。なんで金庫買うのよ・・・。金庫買う費用かけるなら銀行に預けてて、マイナス金利くらっても変わらんやん・・・)

 

  • 銀行は国債を買うとマイナス金利のお陰で大参事になってしまうので、国債での運用ができん!だから個人向けに保険や投資信託などの金融商品を勧めたりして頑張っている!!(今まで国債に頼りすぎていたのできついでしょうね~。長くマイナス金利が続くなら、銀行再編なんかも出てくるかもしれんね。)

 

  • 住宅ローンはこれまでも相当安かったのに、さらに低下して住宅ローンの借り換えも起こっている!今、不動産は買い時!来年4月には消費税も上がる可能性が高いし、今が駆け込みチャンス!!(確かに今はチャンスかもしれませんが、いきなりポンポン購入できるものでも無いでしょうよ。でも、購入を考えてた人にとっては、良いきっかけかもしれませんな)

 

といった話題で皆様、大ハッスルです。

そんなこんなな、「マイナス金利」ですが、皆さまはどのように考えてます? これまでのニュースを見る限りでは、銀行や、銀行にお金を預けていた人にとっては最悪でしょうし、住宅ローンを借りているような人にとっては最高! そこから導きだすほどの事ではないですが、結論を簡単に言えば、マイナス金利は、借金をする人間にとって、これほどメリットの大きい施策は無い!」これにつきるかと思うっす。

 

 

そんな最中、私も他人事ではありません。
なんてったって、昨年マイホームを購入し、居住期間わずか3カ月で華麗に単身赴任をかますというこの変わり身の早さから親族には「疫病神」の愛称で親しまれている私ではございますが、自宅に住めなくとも住宅ローンという名の借金をしっかりと頑なに保持しているので、マイナス金利の引き下げは万々歳でございます。そんな私が、今、行われているマイナス金利を最大限生かすことを考えた場合、次の手段を検討しております。

 

 

 

2.住宅ローンの繰り上げ返済中止

先ほどマイナス金利は「借金をする人間にとって、これほどメリットの大きい施策は無い!」と書きました。理由は、銀行から借りている借金の金利が安くなるからですね。借金している金利が安くなるということは、総返済額が安くなる事になります。ひゃっほ~い。

 

当初、住宅ローンの費用と期間を少なくするために、頭金をがっぽり入れて借入金を減らし、さらに数年したら、数百万単位で繰り上げ返済をして、総返済額を下げようと考えておりました。しかし、現時点では、当面繰り上げ返済は見送ります。住宅ローンの利率が今までもめちゃくちゃ低かったのにさらに下がっているので、繰り上げ返済をするメリット(総返済額を下げる意味)が小さくなっているので、する必要があまりありません。

 

「それでも借金であることに変わりが無いなら、少ないといっても金利がついているので、返済できるなら返済した方が良いのに・・・」と思われるかもしれません。そういう意味では頭の悪い行動かと思われるかもしれません。

 

でも、この理由は下記3-2で書いてます。ぶっちゃけ、頭金でぶっこんだお金も戻してもらって借入額を増やしたいぐらいです。

 

 

3.株式への資金の投入の実施

「アホデスカ?」という声が聞こえてきそうです。今、株式市場では、昨年末の株価から大暴落し、日経平均19,000円だったものが15,000円まで下落してます。実に4,000円近くも消えてしまっております。そんな状況で、「なんで株式に金をぶっこむのよ?」って事かと思います。確かに、そこだけ見ると失敗しそうな気がします。でも、今回のこの下落の要因を考え、長期で運用することを前提にすれば、リスクはかなり低いと考えております。

 

3-1.そもそもの株安の原因ってなんよ?

そもそも、今回の株式市場の大暴落の要因はなんでしょうか?偉そうに書いてますが、検索したらいっぱい出てくるので、詳しい説明はせずに簡単になぞるだけにしときますが、主な要因は次の3つでしょうか。

①中国経済の後退

「中国発の「世界同時株安」、止める手はあるか」東洋経済オンライン

 

②ヨーロッパの金融不安やアメリカの経済後退による円高の進行

「米国の利上げ開始がなぜ悪役にされるのか」東洋経済オンライン

「ドイツ銀、2015年決算は過去最大の赤字に」東洋経済オンライン

「円高はいったいどこまで進んでしまうのか」東洋経済オンライン

 

③原油安

「産油国バブル崩壊は通貨危機の連鎖に繋がる」東洋経済オンライン

「原油価格20ドル台突入は何を意味するのか」東洋経済オンライン

 

こんなもんでしょうか。これらの理由が複雑に絡みあって、世界同時株安、原油安が進行しているようです。それぞれの今後の個人的な予想ですが、

 

①の中国経済の後退は、もはや回避不可能でしょう、っていうかすでに始まってるよね。中国政府の思惑としてはソフトランディングさせること望んでいるようですが、仮に成功したとしても、打撃は大きいやろね。今までリーマンショック後の経済をけん引してきた中国経済を考えると、世界に与える影響がどこまで及ぶのか全くわかんねぇよ・・・。

 

②ヨーロッパの金融不安やアメリカの経済後退による円高の進行についても、ドイツの銀行を原因としたヨーロッパの金融不安はリーマンショックを凌駕する危険性があるようなので、これもドキドキもんです・・・。アメリカさんもいろいろ楽しそうですね・・・。こいつも影響はどのくらいかさっぱり読めん・・・。

 

③原油安については、正直個人的には、現在30ドルくらいの価格は、今年の秋くらいには100ドルくらいまで是正されると踏んでいる。そもそも原油安の原因のサウジアラビアが減産する気が全くないようだけれど、そのせいで他の産油国に影響及ぼしすぎ・・・。特に資源に頼るロシアが問題!軍事大国のロシアが「激おこ」したら、サウジに武力でもの言わせる可能性大。アメリカもサウジを鬱陶しいと考えてるだろうし、ロシアの介入には特に口を挟まん気がする。そうなると原油安は解消されるんとちゃいますかね。

 

3-2.それらの不安材料を踏まえてなんで株式への資金投入よ?

正直、今後も日本の株式は下落する可能性がとても高い。でも、3~5年の長期スパンで見た場合、毎年100万円づつ投入するなどで、購入時からの下落リスクを分散できれば、損失を出しにくく、株の配当金の率が高いことも魅力的(日本のトップ企業のトヨタ自動車で3.6%も配当率がありやがる)。配当だけで住宅ローン金利の何倍もある!これだけみたら、住宅ローンの繰り上げ返済するよりも株の配当金を受け取るほうが絶対に良い!とくに「リスクを適度に抑えながら住宅ローン金利以上に稼ぐ」という事になればなおさら。

そういった理由で、株式に投資して、数年寝かせて金を稼ぐ!!

 

4.ちなみにその他の安全な資産の運用先はあるのか

個人的には、現状は「無い」と考えてます~。

 

よく、世界経済が全体的にやばくなると、「金(ゴールド)」の価格が高騰します。っていうか、すでに引き起っているので、どこまで上がるかわからんし、換金性の事を考えると個人的にはあまり魅力を感じないっす。金(ゴールド)をやるなら、月々の積み立ての運用かな。

 

不動産の投資もありかとは思うけれど、素人が手を出すには、資金がかかりすぎて、失敗をしたときのリスクが高すぎです。そのためこれも個人的には無いな。

 

5.まとめ

個人的な意見をつらつらと書きなぐっているけど、結局は、繰り上げ返済するよりも、株の配当の方が率が良いからメリットあるし、そっちに金を流そうって話でした。もろに日銀黒田の思惑通りの行動ですな。結局、今現在の情勢不安を考えると、どう転ぶかは全くわからんけども、長期で見た場合、株が一番安定しそうです。

 

しっかし、株式は、数年単位で暴落を繰り返してるな・・・

2000年から見ても、ライブドアショック、ITバブルの崩壊、リーマンショック、311の地震、それに今回の名前の無い暴落(ネットでは「吾輩は暴落である。名前はまだない」って盛り上がってるね)

 

怖い怖い。あ、ちなみに皆さま、運用するのはすべて自己責任よ。どんな記事を読んで、それを信じたとしても、誰も責任取ってくれんよ。しっかり自分で考えて判断してね。