今後、長期投資先を判断するうえで、成長する企業を見極めるポイントの一つに
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さて、世間ではさんざん話題になり、今更の事なのだが、囲碁の世界のNo2の実力者がGoogleの完全子会社であるイギリスのディープマインド社が開発した、ディープラーニングの技術を用いた人工知能(AI)のコンピュータソフト「アルファ碁Alpago」に惨敗しました。
世間では、「ついにロボットに人間が勝てなくなるのか・・・」などのコメントが踊っております。確かに「ロボットすげー、人間やベー」も大事だけれど、下記のツイートのように、そういったロボットを作りだせる技術者を見つけ出して、そこに投資できる企業が今後も成長するんだろうなぁと考えさせられとります。
AlphaGoに関してGoogleがやったこと
— 徳丸 浩 (@ockeghem) 2016年3月13日
(1)すごい天才を見出す
(2)巨額の投資により天才を会社ごと買う
(3)天才に研究しやすい環境を提供する
(4)成果を出させ、自社サービスや宣伝に活用する
…日本は「とにかくお金はあった」時期はあるが、上記は実現できなかったのよね
アップル社が、スティーブ・ジョブスという大天才がいなくなった途端に、迷走しまくっている。理由は、ジョブスという誰もが認める大天才がいなくなったことで、市場にアピールする商品を作り出せずにおり、過去の栄光にすがるような、コピー品を作っているためであるようです。
この二つだけの事例を挙げて、語るのは間違いかもしれないけど、世の中をけん引する発明を行うのは、一握りの天才であることは間違いが無いように思っとります。その天才を見つけた時に、Googleのような行動を取れる企業が、やっぱり将来においても成長をし続ける企業であり、優良な投資先として存続していくのではないかなぁと考えた次第であります。
そんな中、日本でもそういった企業があるのかなぁと考えた場合、世間で言われる大手企業は、なかなかそういった思い切った行動は取ってない気がする。過去にもチャンスはあったはずなのに取って来なかった。そうした積み重ねが「現在の東芝であったり、シャープであったりするのかなぁ~」と単身赴任2年目にもうすぐ突入してしまう保守派の私は考えるのでありました。