kumityouの単身赴任ブログ

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花見のシーズンもそろそろ終盤戦だけど、ブルーシートが頂けないな~



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さて、先日、こんな記事を見ました。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

 

Twitter上で盛り上がりを見せていたようなのですが、横浜市掃部山公園(かもんやま)で、建設会社の日揮が、花見のために広場のかなりの範囲をブルーシートで場所取りしていたことが問題になっていたとの事でございます。

 

ルーシートには、貼り紙がされておりまして、「会社名」「使用時間帯」「上記時間以外はご自由にお使いください」と記載し、3月28日から4月1日まで5日間にわたり広大な敷地を占有しようとしていたようです。それを受けてネット上では「『上記以外の時間はご自由に』ってアンタの敷地なのか……」などと、桜で盛り上がる以上に大いに盛り上がっていたようです。もう会社名を堂々とアピールした上で、公共施設を占拠する心意気に痺れます・・・。

 

その後、日揮も「これはマズい・・・」と思ったのか、撤去をされましたが、撤去をした場所には、これまた大手の建設会社の清水建設が場所を抑え込み、さらに花見の当日には投光器完備、座卓座椅子座布団完備、ケータリング完備、おみやげ完備と事前に準備してないと、とてもできないような花見を行っており、掃部山公園の花見のために、その付近の建設会社が談合相談して場所を抑えてたのでは無いかと、建設業界のイケてる一面をまざまざと見せつけてくれておりました。おおまかな経緯については、下記のリンクをご参照ください。 

kabumatome.doorblog.jp

 

 

ま、これについては、「昔からそういう事を連綿と行ってきたのだろうな~」「昨今のネット通信の発達で簡単にバレて今までの非常識があっさり露見するんだな~」という感想で自分自身も気を付けようといった感じでございます。

 

しかし、一方で、これだけの「花見でわっしょい」騒動になったのには、「公共の公園で、数日間、かなりの場所を、堂々と無人で占拠していた上に、その占拠したブルーシートに貼り紙をして、皆の神経を逆なでした」って事だけで片づけてしまっていいのだろうかとも思うのですよ。これだけでも十分っちゃ十分なんだが・・・

 

そもそも、初めにこの光景を見つけた人は「なぜ、ここまで興味を引いたんだろうか?」と思ったんですよ。

 

んで、私なりの結論としましては、それを見つけてTwittrerでつぶやいた人に対して、「ブルーシートが、桜のピンクとミスマッチを起こして、目立ってしまっているので、余計にインパクトがあった」のでは無いかと思うのですよ。もうね、桜のピンク、木や土の茶色に対して、あの敷物の濃いブルーが見事な調和をもたらしており、自分の目にはブルーシートのブルーしか印象に残りませんwww。「たぶん他の色とかで遠目にしてたら気付かれにくかったのでは?んなわけあるかwww」などと考えております。特に、貼り紙まで見つけてつぶやいておりますので、「色味が大人しかったら、そこまで近づいて見ようとされなかったのでは無いかな~」と。

 

 

今回の騒動のブルーシートでありますが、そもそも「ブルーシートってなんでブルーなんだろ?」って事でありますよ。んで、知らべてみたところ、ブルーシートの色は下記の3点の理由でブルーに採用されたとの事です。

1.シートは通常は合成樹脂で作られており、普及した当初、ブルーの着色料がもっとも安価だった。


2.空の色に溶け込み、広範囲で使用した際に景観を損ねにくい


3.自然物の中や、建築途中の現場などで他の色に紛れにくく、「そこに何らかの積み荷などがある」ことが認識されやすいようにするため。薄暗い場所などで汚れの目立ちにくい褐色や茶などのシートで被われたものは、形などを把握しにくい。

 

・・・・はっきり言って、2番目の理由が、今回の祭りの原因であり、景観に対して的外れも良い所で、「花見やレジャーで使ったら景観ぶち壊し!」ってなもんでしょう。一応、他の色(オレンジなど)もあるようだけれど、この上記の理由から考えた場合は、3番目の理由の「危険を認知させる」って目的にしか合致してないように感じるな~。そのため、今回のTwitterで投稿した人も「危険を感じ取ったので、近づいてみて、貼り紙を見つけ、お祭りわっしょい」になったのでは無いかと思います。

 

以上を踏まえまして、建設業界の皆様におかれましては、来年の建設業界プレゼンツの「花見の場所取り合戦」では、ぜひともブルーシートでは無く、昔から日本人に親しみのある「ゴザ」などはいかがでございましょうか。もしくはケータリングなどの装備も完璧な建設業界の皆様でしたら、近年、需要が減っていると言われております「タタミ」を物量作戦で運び込むなどもオススメでございます。ぜひご健闘検討のほど、お願い致します。