シェリル氏が示した3つのPに想う事
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最近、身辺がごたついているため、簡単に済ませます。
Facebookのシェリル・サンドバーグCOOが5月14日(現地時間)にカリフォルニア大学バークレー校の卒業式に登壇し、1年前に47歳で亡くした夫のことを初めて公で語り、その死から学んだことを涙をこらえながら卒業生たちに伝えたようです。
その中で特に印象に残ったのが、シェリル氏が示した、悲しみから立ち直ろうとするときに避けるべき三つのPです。
「自分のせいだと思うこと(Personalization)」
「人生全てに影響すると思ってしまうこと( Pervasiveness)」
「永遠に続くと思うこと(Permanence)」
シェリル氏は自分自身の夫を亡くした事に対して述べておりますが、この三つのPはよくある感情の反応であり、私生活でも、何にでも言えますよね。
不安に際してこうも述べられています
いまの感情を再現なく膨らませてしまいがちです。二次導関数のように。心配する気持ちで、さらに心配になる。悲しんでいる状態に悲しみを覚えます。その代わりに、感情を受け止めるべきです。ただ、それは永遠に続くわけではないと知るべきです
私自身、単身赴任が決まった時、継続している現在では、特に3つのPの罠に陥りそうになります。しかしこういう気持ちに陥っているという事に気づくだけでも少しでも気持ちが楽になればと思います。
あなた自身の中に、立ち直る力を養ってください。悲劇や残念なことが起きたときに、どんなことも切り開ける力があると信じて。
立ち直る力のある組織をつくってください。役員室であろうとキャンパスであろうと。立ち上がって発言してください。職場にある大好きなポスターにはこう書いてあります。『他人の問題なんてFacebookにはない』。機能不全を見つけたら、動いてそれを直して
立ち直る力のあるコミュニティーをつくってください。つながりの中にこそ人間らしさ、つまり、生きる意志と愛する能力があります。家族や友人のためになってください
シェリル氏と同じ境遇になった伯母の心の一助になればと想います。