kumityouの単身赴任ブログ

単身赴任者kumityouの単身赴任の事、時事、節約など思った事をつづっていきます。

現役就労世代の皆様、とりあえず選挙にいきましょう。ね?



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若年層の投票率の低さが騒がれておりますが、今回から18歳以上に選挙権が広がり、日程の決まった参院選・都知事選が始まります。

 

ちなみに投票率については、こんな感じです。

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50代・60代・70代に比べて、20代・30代・40代の投票率が軒並み低くなっております。その理由として、こちらのブログにて永江様が以前おっしゃっておられましたが、

 

20〜40代は政治に興味がないから選挙に行かないってホント??
という具合に思ったのです。だってさ・・・ソーシャルとか見ても
  ●政治に一番興味あるの、30〜50代じゃない??
  ●どう考えても一般的に女性より男性のほうが政治に興味あるでしょ?
ということです。そう思ってGoogle先生に訊いてみましたら、東京都の選挙管理委員会がこんなデータ出してました。

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ダントツの1位は「忙しくて行けない」!!!
これ、上の投票率を見たら分かる。男性の60代以降の投票率が跳ね上がるのは、「定年退職した」と推測されるし、女性は男性より早く50歳くらいで投票率が跳ね上がる。これは子育てが一件落着して子供が手を離れてからではないのか??
サービス業や飲食業の人は日曜日も働いているだろうし、期日前投票があるといっても、仕事休んで投票に行けるかっての!!!いまの若者って本当にお金ないんだよ。生きてくために稼ぐので必死なのだ。日本の富の大半を所有している暇な高齢者とは違うんです。
また、旅行やスポーツの試合の予定が入っていても、選挙って突然決まるから、キャンセル料払ってまで投票に行かないでしょ。普通に考えて月曜から金曜まで、場合によっては土曜まで必死に働いてるのに大切な休みをつぶしたくない気持ちは大きい。一年中休みの高齢者とはそこが違ってきて当たり前。

 

とおっしゃっておられます。要するに、50代以下の現役世代はとにかく忙しい!仕事、子育て、プライベートなどなど。そんな中、選挙のためにわざわざ時間を確保するのもばかばかしいという事で選挙に行かないのではないかとの事ですな。

 

さらに世代間の人数差も、若年層のやる気を削いでいるようです。日本の人口は平成28年で、

  70代以上は2421万人(!?日本の総人口の約20%を占めとる・・・)

  60代は1841万人

  50代は1548万人

  40代は1869万人

  30代は1541万人

  20代は1271万人

となっております。全体合計で10491万人でありながら、50代以上が5810万人と全体の55%を超えております。今回18歳以上に選挙権が与えられる事で選挙権を持つ人間が240万人増えるとなっておりますが、それでも54%以上という異常な世代間の差。

 

若い世代が「世代間闘争に勝ち抜く」ためには、政治のあり方を高齢者偏重から、若い世代の負担を減らす方向で修正しないと、政治家の皆様は高齢者優遇の政策を出し続けます。当たり前です。人数もさることながら、投票率で見ても多いのですから、そっちを優遇します。

 

ここから判断すると私ら現役世代や若者が「政治に興味ない」とかいって、選挙に行かないというのは「将来諦めてます = 将来野垂れ死に希望」と言ってるようなもんです。これはもちろん政治家や官僚も分かっているでしょう。なぜなら官僚や働く世代の主体は20〜50代ですので、自分や自分の子供のことを考えたら、なんとかせんとヤバいって感じます。

 

とにかく皆様、若い世代は投票に行きましょう。若者の票も無意味では無く、効果を出すというところを見せないとマジで死んでしまいますよ?

 

差し当たって政治に求めるのは、選挙のオンライン投票をできるように早急に整備して欲しい次第であります。国税調査もネットでできるんですし、選挙もネットでできるようにしてよ。それだけで、忙しいって理由で選挙に行かない若者も投票するよ。なんせスマホの保有率だけでみても、20代で94%、30代で82.2%ですよ。

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ネット投票ありにするだけで、間違いなく投票率の跳ね上げにつながりますって。なんとかしてくれ~。

ま、それまではしょーがないんで、皆様投票に行きましょ。