kumityouの単身赴任ブログ

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戦っているイメージが少なく、練習のための練習をする日本人



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昨今、テニスの世界では、錦織圭選手を始めとし、多く日本人選手が世界で活躍を始めておりますが、「子供を世界基準で育てて戦える子にする」という目標のもと指導されている方のブログを見つけました。

練習中の日本人とヨーロッパの選手を比較してわかった日本人に欠けているたった一つのこととそれにまつわる決定的な事実! | 世界基準で子供の語学と運動能力を育成するテニスコーチング 稲本昌之

 

 

ブログを書かれている稲本さんが記事の中で、日本とヨーロッパの子供の違いについて書かれております。詳細は記事を見て頂くとして、一部抜粋しますと

球出しやラリー練習についての記載

日本人の方が疲れてもやり抜くメンタリティを持っています。ヨーロッパの選手は、ボールが入らなかったり、疲れたりすると手を緩めてしまうことが時々あります。ボールの力はU12の年代では大差はありません。クレーに慣れている分、ヨーロッパの選手の方がスピンをかけることはうまい気がします。

私らの中にも仕事で疲れてても残業してなんとか業務を終わらすとか、家に帰っても家事をなんとかやるとかそういった感じで、「ザ・日本人」って感じです 。まさに三つ子の魂百までを地で行っている感じの印象です。

 

 

日本人の方がミスが少なく安定してます。そしてコーチが『コントロールを意識して!』とアドバイスした時の反応に違いがありました。

ペースを落としてコントロールし始めた日本人に対して、ヨーロッパの選手達は、ほぼペースを落とさずにコントロールにチャレンジし始めます。一言でペースを落とすことができる日本人の技術の高さを褒める場所である、と感じると同時に何かモヤモヤしたものを感じます。日本人に欠けているのは、戦っているイメージです。ボールのペースを落とすと言うことは、弱く軽いボールを打つことになります。そうすると相手にコースを変えられたり、強く打たれて深く押し込まれたり、どちらにしても不利になります。

 

マッチ練習についての記載

プレイに意図を感じるヨーロッパの選手に対して、日本人は返しているだけに見えます。日本国内での試合では返しているだけには見えません。

 

仕事などで指示を受けたら、すぐにその指示に従い、それに合わせて黙々とこなす。で、その指示にどういった意味があって、そこに対して自分でどういった工夫を加えていくかが一切無い私といっしょ!まさに日本人!

 

 

戦っているイメージを持った練習をしなさい

稲本さんが最後に書いておられましたが、日本人は戦っているイメージを持った練習が足りないとの事です。ジュニアのころから日本人は練習のための練習をしているようです。私自身も含めて本番を想定した練習の意識が低いようです。

 

 

今、私の娘には、体験を重視して「英会話」を習わせ、読み書きそろばんでは無いですが、「公文」で算数をさせてます。でも、今後は娘は世界中の人たちと競争していく中で、練習のための練習をさせていては、もったいない。

 

 

「何のためにやる練習なのか」「どういう意味のある練習なのか」「どういった事につながる練習なのか」をついつい忙しいなどの理由をつけて、子供に何かをさせるときに教えず、考えさせずにさせてしまいますが、こういった「戦っているイメージ」を持たせる指導は日本では少ないかもしれませんね。学校教育を見てても「詰め込みだけ」になってしまいがちのように見えますし。

(注:詰め込みが悪いとは言ってません。詰め込みだけでは足りないと思っているだけです。詰め込みにより読解力、理解力、計算力など多くの事が見につくとおもいます)

 

自分自身でも、子供に何かを練習させるときには、その本来の目的を理解させてそのための指導をしたいものです。以前、娘が「Youtuberになりたい」とか言い出した時のためにどうするかって無いようで記事を書いておりまして、その中で「Youtuberの任期上位者には勝つための戦略は?」ってことで「どうやったら上位者に勝てるか?」ってことで書いてましたが、自分でしっかりと「目的に対してどうしたら良いのか」と試行錯誤できる子になってもらいたいもんです。