ホリエモンが発言した夕張市を使った経済実験は、もし実際に実行できたなら案外面白い結果になるかもね
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アメリカの大統領選がいよいよ大詰めで、トランプかヒラリーか全くわからない状況で経済が軽く混乱していますが、本当にどうなんでしょうね?
さて、そんな経済状況の昨今ですが、先日、テレ朝の深夜番組「橋本&羽鳥の番組」を何の気なしに見ていたのですが、その中の話題で夕張市の地域活性をするのに、ホリエモンが「市内をバスをたくさん走らせれば良い」と言っており、森永卓郎・杉村太蔵が猛反発してて、それは無理だろって感情的に言ってたのが印象に残っております。
個人的には、バスをばんばか走らせて地域活性させるってのは、経済実験としてはありなんではないかと思っております。
というのも、現在、地域の衰退は、
人が減る⇒その人達向けにしていた商売が成り立たない⇒不便になる⇒人が減る
のスパイラル状態です。
交通の便を良くする(同時にバスの運転手などの仕事を作る)⇒運転手などの家族が増える⇒交通の便が良く、増えた人向けの商売をする環境が整い、商売をする人が増える⇒便利になる⇒人が増える
のスパイラルにする事につながるからです。
ホリエモンのアイデアは政府の経済政策と一緒ですが、政府の経済政策が土木建設事業一辺倒に対して、よりリアルに利便性につながる事への投資なので成功する可能性が高そうに見えます。ホリエモン的にはまずは商業圏を作るためのインフラを整えたら、あとは勝手に金が回り出すってところでしょうか。
ただ、これも実際にやってみようと思うと、バスの運行に関しての規制緩和が必要だったり、バスをばんばか走らせることができるだけの金が必要だったり、周辺への商業・経済施設の誘致などが必須になるので、ホリエモンだから言えた案でありそうですが。
個人的にはなかなか面白い経済実験と思います。