本日は節分なり。単身赴任で過ごすイベントの寂しさよ。
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さて、皆様ご存じかとは思いますが、本日2月3日は節分でございます。さらに皆様ご存知かとは思いますが、どんなイベントかというと、好きな具材を寿司米で巻き、さらには海苔を巻きつけて円柱状にしたものを、皆で同じ方向を向いて、黙ってモクモクと一本丸ごと食し、さらには面妖なお面(鬼の顔)を代表者が装着し、残りの者たちで嬌声を発しながら屋内外を走り回って煎り豆をばらまき、その面妖なお面をかぶったものを追い回すという楽し気なイベントでございます。
いっけんとち狂った奇妙な宗教儀式に聞こえますが、古くから日本で親しまれてきた由緒正しきイベントでございます。
節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
<中略>
大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が執り行われる
<以下略>
<Wikipediaより抜粋>
そんな節分イベントは、単身赴任の私にとって、まさに単身赴任を言い渡されたぐらいから、鬼か悪霊かさだかではありませんが、兎にも角にもよくわからないものに取りつかれまくっている感じですので、是非とも積極的に参加させて頂きましたとも。
取り急ぎ恵方巻を調達しまして、節分の礼儀作法にのっとり、今年の恵方の南南東を向いて、一人黙々と丸かじりです。モグモグ。
侘しい・・・
しかし、ここで心を折るわけにもいきません。なんとしても悪霊退散しなければなりません。調べたところ、恵方巻が縁起が良いとされる理由が、「福を巻き込む」、切らずに食べることで「縁を切らない」ということのようなので、家族との縁を切らず福を呼び込むためにも、単身赴任者として、何がなんでも、一本しっかりとかじらねばなりません。モグモグ。
寂しい・・・
く・・・、こんな事で負けてはおれません。さらに調べたところ、豆を部屋の内外に撒く理由は、「鬼(災厄)を外に追い出し、福を招き入れる」とのこと。んじゃま、やるか~と思った矢先、豆まきを外にやると、「追い出す」意味もあるとの事で、「いない人間を追い出すことにもなりかねない」との記述が!おおっと、それでは単身赴任で、すでに家庭から追い出されている私が、ますます疎外感たっぷりになってしまう事になりかねません。これ以上追い出されると、国外、はたまた地球外への放出になったら目もあてられません。ということで、屋内のみに、ぽーい。っとな。さ、終わったら、部屋に撒いた豆を拾うかね。せっせっせ。
切ねぇ・・・
やっべぇよ、節分。
福が来る前に、涙を拭くのが先になっちまうわ。
こういう、イベントは皆でやるから楽しいんだねぇ~。来年は家族とやりたいなぁ~(来年の話をしてるので鬼が大喜びか・・・)