kumityouの単身赴任ブログ

単身赴任者kumityouの単身赴任の事、時事、節約など思った事をつづっていきます。

キャリーバックがうざってぇ



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当社でも次年度に向けて社内の異動がちらほらとにぎわいを見せる同僚を眺めて、「ああ、春だなぁ~」と心静かに机に座ってお茶をすする毎日です。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は相も変わらず、単身赴任は継続する旨の辞令を頂きました・・・。他の奴を地方に異動させるなら私を異動させてくれ~~

 

 

さて、そんな「もうすぐ春ですね」な時期ではございますが、最近東京には旅行者や異動者がキャリーバック片手にうろうろしておられるんです。自分の身体の横にキャリーバックをゴロゴロ引いている方や、自分の後ろにペットでも引き連れているかのようにゴロゴロ~ゴロゴロ~と。

 

ちょっと周りに気配りしてキャリーバックを引いてくれ・・・

そんな中、たまに周りを気にせずえらく荒っぽく引いてる方がおられますが、その方々は、独立行政法人国民生活センターでも「くらしの危険 キャリーバッグでの事故」にて、キャリーバックは気を付けてつかってちょ~とおっしゃっておいでですのでしっかりと読み込んで頂きたいものですよ。

 

東京都が行った調査でも、日常生活上の日用品使用において、人から「ヒヤリとさせられた」ものワースト3位にキャスター付バッグが入ったとのことですよ(1位は自転車、2位は傘)。また、自転車や傘よりも「ヒヤリとさせる」意識は低く、相手の不快感に気づいていないと推察されるとのことですよ。

 

キャリーバックの事故で訴訟もあるんやでぇ

昨今では、そのキャリーバックによって訴訟も起こっており、しっかり敗訴しとるようです。弁護士ドットコムの記事によると

駅構内において、被告の曳いていたキャリーバッグが、対面からすれ違った原告の足に当たって、原告がつまずき、骨折等の傷害を負ったという事案について、100万円強の損害賠償責任を認めたという判決です(東京地裁平成27年4月24日判決)

 

『歩行者が、駅構内のような人通りの多い場所でキャリーバッグを使用する場合には、曳いているキャリーバッグが他の歩行者の歩行を妨げたり、それに躓いて転倒させることがないよう注意すべき義務を負う』

 

「これらの裁判例から、歩行者には、次のような注意義務があると読み解けます。

(1)人通りの多い状況下では、人の流れに沿って歩いていたというだけでは注意義務を果たした(損害賠償責任を負わない)とはいえない。前方をしっかりと見て、できる限り他人と接触しないよう注意して歩行しなければならない。

(2)キャリーバッグを後方で曳いて歩く場合には、自分の身体だけでなく、いわば自ら手足の延長として、キャリーバッグ自体も他人に接触しないように注意しなければならない。キャリーバッグを曳かずに歩行している場合よりも、その分、注意義務の質や範囲、リスクが拡大する」

 

春先で、あっちこっちへキャリーバックを引いてうろうろする事もあるかと思いますが、私も注意したいと思います。