kumityouの単身赴任ブログ

単身赴任者kumityouの単身赴任の事、時事、節約など思った事をつづっていきます。

日本国内のYouTuber(ユーチューバ―)の大半は、今のような動画を上げてるならば、「好きなこと」だけでは正直、生きていけない。



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先日、こんな記事を見ました。

スマホっ子の風景 竹内先生の新教育論 「夢はユーチューバー」勉強しない子どもたち

 

内容としては、大阪の小学4年生の男の子の将来なりたい職業についての記事なんですが、第三位にYouTuber(ユーチューバ―)がランクインしたとの事であります。

 

我が家には、男の子ではありませんが、幼い娘がおります。

そんな娘を持つ身としましては、子供の将来はとっても気になる!

私だけでなく、世の子供を持つお父さん・お母さん、はてはおじいちゃん・おばあちゃんまで含めて「子の将来」はとっても気になるところでしょう。

 

んで、単身赴任中でなかなか会えない娘が、もし私が帰宅した際に、「YouTuberに私はなる!!」とか高らかに宣言された日にはどうしたら良いかと思いましたので、ちょいとYouTuberの現状について調べてみました。

 

 

YouTuberとは

自分がアップロードした動画に広告を入れることができ、その広告をクリックされたり、見られたりすると収入を得られるという仕組みであり、「動画再生回数×0.1」が報酬金額の目安のようです。ちなみに支払いは、8000円以上の収益がたまったら払出されます。

やまもといちろう様のブログによると、

「日本のトップクラスのユーチューバーともなれば、月に250万円以上の報酬を得ているようです」

との事なので、上位(トップ)の方々は、年収換算で3000万円以上です!

 

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日本国内のYouTuberの収入の実態

上位YouTuberの収入予想

さて、上位のYouTubeの登録者数(ファンの数)、総視聴回数、累計収益額(動画再生数×0.1)、主な動画内容を見ていきましょう。複数のチャンネルを持っている場合は、合算します(2016年4月27日現在)

◆HIKAKIN様

登録者数:498.3万人、総視聴回数:31億8245万回、累計収益額:3億1824万円、主な動画内容:日常の面白いもの

HikakinTV - YouTube

HikakinGames - YouTube

 

◆はじめしゃちょー様

登録者数:314.3万人、総視聴回数:19億7144万回、累計収益:1億9714万円、主な動画内容:雑多

はじめしゃちょー(hajime) - YouTube

 

◆マックスむらい<様

登録者数:149万人、総視聴回数:13億8916万回、累計収益:1億3891万円万円、主な動画内容:ゲーム実況

マックスむらい - YouTube

 

◆木下ゆうか様

登録者数:120万人、総視聴回数:3億3077万回、累計収益額:3307万円、主な動画内容:大食い

木下ゆうか Yuka Kinoshita - YouTube

 

Kan & Aki’s CHANNEL◆様

登録者数:112.3万人、総視聴回数:26億2176万回、累計収益:2億6217万円、主な動画内容:おもちゃの紹介など

Kan & Aki's CHANNEL - YouTube

 

◆レオンチャンネル<様

登録者数:75.3万人、総視聴回数:13億9994万回、累計収益額:1億3999万円、主な動画内容:玩具レビュー

レオンチャンネル - YouTube

 

◆バイリンガール様

登録者数:54.7万人、総視聴回数:7858万回、累計収益額:785万円、主な動画内容:英会話

バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika - YouTube

 

となっております。バイリンガール様は、収益で劣りますが、YouTubeのCMに出ておられましたので、調査させて頂きました。

 

あくまでも、これまでのYouTuberとしてだけの累計の収益予想となります。特に上位でもトップの方々は、全員顔出しをされており、知名度もありますのでYouTuberとしてだけでなく、企業の広告としてのオファーなどもありますので、YouTuberとしての収益以上に稼がれています。

 

上位者の皆様は、これまでに数億円を超えて稼いでいると思われるので凄まじい・・・。まさに上位者の皆様は、YouTubeのCMの通り、「好きな事で生きて行く」ことが可能なだけの収入を確保し、また今後YouTubeの広告塔、その他企業との提携などでも活躍できるでしょうから安泰です。

 

中堅YouTuberの収入予想

これについては、アニイズム様が調べておられましたので、一部引用させて頂きます。

◆オワ吉様

登録者数:21183人、総視聴回数:1065万回、累計収益額(4年間の収益):106万円、主な動画内容:アンチ活動

 

◆加藤龍様

登録者数:16100 人、総視聴回数:556万回、累計収益額(4年間の収益):55万円、主な動画内容:アンチ活動

 

◆ゴトシュガ様

登録者数:4326 人、総視聴回数:107万回、累計収益額:10万円、主な動画内容:いろいろ?

 

◆TSK Beatbox

登録者数:14652 人、総視聴回数:84万回、累計収益額(4年間の収益):8万円、主な動画内容:ものまね

 

◆変顔女王様

登録者数:43968 人、総視聴回数:785万回、累計収益額(3年間の収益):78万、主な動画内容:購入品の紹介など

 

中堅でこの収益レベル・・・。多くて100万程の収入か・・・。
しかも上位者の方々が方向性をしっかりしているのに、このあたりになるとされている事もブレまくりのようです・・・


また、ほとんどの人が顔出ししており、しかも学生とみられるので、就職の際には、企業にどういう動画をアップしているのかチェックされる可能性が高いでしょう。そうなると就職どころではなくなる方々ばかり・・・。さらには学校辞めた方もチラホラ見受けられる様子・・・。

 

これなら、撮影や動画の編集などの時間を考えると、普通にアルバイトをした方がよっぽど良い収入になるかと思います。この方達は、YouTubeで「好きな事で生きて逝く」と言ったところでしょうか。とりあえず、私は彼ら(彼女ら)の動画は見ませんが強く生きて欲しい所です。

 

ペーペーYouTuberの収入

これは、考える必要も無く、とりあえず動画UPして「広告収入あったらうれしいなぁ~」という方々で、ほとんど収入は無い方から多い人で数万円レベルです。

 

 

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上位・中堅YouTubeの登録者数は多いの?少ないの?

さて、先ほど中堅の皆様も拝見しましたが、登録者数がだいたい数万人といったところでした。それは果たして多いのか気になるところです。

YouTubeの単純訪問者数は2015年10月4956万人で、それ前後の月でもだいたい5000万人くらいのようです。(コムスコア社の「日本の動画サイト利用動向の2015年10月データを公開」から)

 

そのデータから、月間訪問者(5000万人)から登録者数(ファンの数)の割合を見てみますと、上位者の多い人で10%、少ない人でも1.5%は確保している事になります。これが中堅ともなりますと、多い人でも0.08%となり、通常ですと0.04%ぐらいのようです。銀行の利子もびっくりと言わんばかりの率になっております・・・。もう上位者との明らかな壁をまざまざと見せつけられているようですね・・・。

 

また、Youtubeの年齢層で見てみると、nielsenの調査より、

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PCとスマートフォンの利用者数を割り出す(小数点以下四捨五入)と、それぞれ
    34歳以下男性・・・966万人
    35歳以上男性・・・1677万人
    34歳以下女性・・・1186万人
    35歳以上女性・・・1077万人
となります。HIKAKIN様やはじめしゃちょー様、マックスむらい様の動画投稿内容からして、視聴者がほぼ34歳以下の世代と考えられます。(34歳以下では、若年層と小中高生の親世代も含まれる)


その34歳以下の世代合計で2152万人です。すべての登録者(ファンの数)がこの世代と考えた場合の比率は、HIKAKIN様で23%、はじめしゃちょー様14%、マックスむらい様7%という凄まじい数値となります。集客力半端ない・・・。毎月この人たちの動画を見たくて、これだけ集客するんだから、企業も広告依頼するわ・・・。

 

また、Kan & Aki’s CHANNEL様においては、動画の投稿内容が、アンパンマンのおもちゃなどの紹介が目立ち、若年層でも特に幼児や小学校低学年になるでしょうから、そこに限定した比率で見れば、この 112.3万人の登録者数がいかに凄まじいか判断されます。

 

 

じゃあ、YouTuberの上位者になるためにはどうしたら良いのよ?

YouTube - Wikipediaによると、YouTubeのサービスが日本で本格的に始動したのは2007年6月からですが、当初広告(YouTubeパートナープログラム)は主に商用目的の限られたユーザーに広告の提供をしていたようです。一般ユーザーにこのパートナープログラムを提供開始したのは2011年4月になってからです。

 

今、日本で上位者として君臨しているYouTuberはこの2010年~2012年初め頃にはすでにスタートしているようですので、彼らは、「先行者」たちです。そんな人たちに肩を並べるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

日本で上位のYouTuberは、「子供向け」の情報発信者が大半

これは、客観的にみんな感じていることですので、特別言う事も無いかと思いますが、YouTuberの上位者の視聴者の大半は子供でしょう。


そのため、木下ゆうか様・バイリンガール様は、上位者でありながら、登録者数に比べて収入が低くなっております。これは日本のYoutubeを見るコア層が20代以下の若年層(子供)が多く、「食事をするだけの動画」や「お勉強動画」が子供にはあまり受けない事が要因でしょう。


さらに言えば、木下様とKan & Aki’s CHANNEL様を比較しますと、登録者数がほぼ同数でありながら「子供向け」の情報を発信しているKan & Aki’s CHANNEL様が年間視聴回数・一本当たりの平均視聴回数でぶっちぎっております。

 

さらに言ってしまえば、木下様は、レオンチャンネル様に登録者数では1.6倍近くも差をつけているものの、一本当たりの平均視聴回数49.5万回と迫られております。(平均視聴回数で比較している理由は、動画の投稿本数が異なるので差が分かりにくいためです)

日本のYouTubeを見に来る人にアプローチをするならば、「子供」向けの動画にする事が大前提ですね。

 

【参考】
2014年5月にYouTubeに登録した木下ゆうか様
総視聴回数3億3077万回、動画投稿本数638本ですので
単純換算で年間1億1600万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数51.8万回

 

2010年5月にYouTubeに登録したKan & Aki’s CHANNEL様
総視聴回数26億2176万回、動画投稿本数542本ですので
単純換算で年間4億3700万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数80.6万回

 

2012年4月末にYouTubeに登録したレオンチャンネル様
総視聴回数13億9994万回、動画投稿本数2827本ですので
単純換算で年間3億5000万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数49.5万回

 

上位のYouTuberのモノマネでは意味が無い

すでに、絶対者として上位に君臨しているYouTuberたちは、「子供」や「子供を持つ親」が登録者になっているかと思います。その人たちに対して自分の動画の登録者になって貰おうと思った場合、上位者のモノマネをしたのでは、ほとんど登録してくれないでしょう。

 

理由は簡単で、上位者のチャンネルに登録している人が、同じような動画を上げている人のチャンネル登録をする意味が無いからです。

 

さらに言えば、その上位者が同じことをマネした場合、視聴者は上位者の方を見に行くことになりますので、当然、自分が発信する情報の価値は下がります。さらに、自分と同じような動画を配信するライバルも多数出てくるでしょうし、中堅以下の人々の動画の価値はどんどん下がってしまいます。


そのため、上位者とは違う切り口でアプローチをしていく必要があります。

 

 

思わずみたくなるネット動画の内容

若年層(10代・20代)が興味を持つジャンルは、「インターネット動画の視聴・シェア実態調査」によりますと、「思わず見たくなる」動画は、

 

男性でみると
  「楽しい」が、10代20代ともに47%
  「くだらない」が10代18.2%に対して20代31.1%
  「役立つ・ためになる」が10代18.2%に対して20代34.9%です
「役立つ・ためになる」「くだらない」は30代の方が高いので、仕事をされてるうえで必要にされている事が予測されます。みんな疲れているのね・・・。


続いて女性では、
  「楽しい」が10代70.4%、20代60.4%と男性以上にぶっちぎり
  「かわいい・癒し」が10代20代ともに40%越え
  「好きな有名人」が10代33%、20代25.3%
となっております。

 

その他の「感動」「驚く」「アクシデント」「セクシー」「シリアス」「怖い」「ゴシップネタ」「恋愛」はかなり低いので、若年層をターゲットにした場合、このネタで動画を作ってもあまり伸びない可能性が高いようです。

 

このデータから判断すると上位者の皆様は、「楽しい」を売りにしているのでしょう。「くだらない」が10代で低かった事には個人的には驚きです。HIKAKIN様やはじめしゃちょー様の動画は、私が見たものに限っては本当に「くだらな・・・」と思うのですが、10代には「おもしろい」と映るっているのかもしれません・・・。

 

ちなみに、私はお二人の動画は本当に「くだらな・・・」と思っていたので、今回の調査で初めて見ました。今後はおそらく見な・・・

 

国内の視聴者を獲得する競争では上位者には勝てない、じゃあ勝つための戦略は?

先行する上位者に対してモノマネでは勝てず、さりとて人気のジャンルの動画をアップしても先行する上位者に逆にマネされたら勝てず、かといって他のジャンルでは視聴する総数自体が少ないので視聴者が集まりにくい、ここまで見てきたら新規参入者や中堅レベルにとっては散々な結果です。

 

それでは、どうやったら上位者に勝てるのでしょうか?
発想としては、上記の「国内の視聴者を獲得する競争では、国内の上位者には勝てない」の内容の真逆の事が出来れば勝てるはずです。

 

上位者のモノマネをせず、しかも簡単にモノマネできず、メインジャンルを複合させて上位を狙う。
さらに言えば、国内のみの視聴者に頼る事無く、世界中の視聴者を相手にするYouTubeの発表によると10億人以上のユーザーに利用されている)。

 

では、実際にどういった動画なら良いのでしょうか?
こればっかりは、自分なりの戦い方を見つけるより他に無いので、「これだ!」というのはなかなか言えない・・・。でも、海外で実際にやっておられる方でいくつか見本としてみましょう。

 

ケース1:自分にしかできない技能を盛り込み、ジャンルの複合した動画を配信する

海外の方の作品ですが、Action Movie Kid様です。この方は「CG職人」で、どこにでもある家庭のホームビデオにCGを施し、面白い動画を仕上げています。

youtu.be

www.youtube.com

 

登録日2014年2月、動画本数75本、登録者48万人、視聴回数2億231万回、単純換算で年間8990万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数300万回

 

この方の動画のように、「他人が簡単にマネできない独自性」を備え、「面白い」・「驚く」というジャンルを複合する事で唯一この方しかできない動画になっております。このように、「自分にしかできない」・複数のジャンルの組み合わせをすることで上位者になれるでしょう!さらに自分のスキルのアピールもしているので、職に困る事も無いでしょう。

 

ケース2:日本の類似ジャンルの動画を海外に向けて発信する

海外の方で女の子がやる人形遊びの動画を公開している方です。


Come Play With Me様:登録日2014年1月、動画本数80本、登録者42万人、視聴回数5億3204万回、単純換算で年間2億3600万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数665万回

 

日本の上位者で同じようなジャンルを展開しているKan & Aki’s CHANNEL様は、先ほども書いたように登録日2010年5月、動画投稿本数542本、登録者112.3万人、視聴回数26億2176万回、単純換算で年間4億3700万回の視聴回数、動画一本当たりでの平均視聴回数80.6万回となります。

 

Kan & Aki’s CHANNEL様がCome Play With Me様に対して、登録者数で約3倍、年間視聴回数で2倍ほど勝っているにも関わらず、動画一本当たりでの平均視聴回数を見ると約1/8になります!

 

さらに年間の動画投稿本数をざっと計算すると
   Come Play With Me様で80÷2.3年間=35本/年間
   Kan & Aki’s CHANNEL様で542÷6年間=90本/年間
となります。

 

その差2.5倍!もしCome Play With Me様が同じくらいの本数の動画を上げたら、年間視聴回数は5億9000万回(2.5倍×2億3600万回)という驚異的な数字が出てしまいます!

 

しかし、これはむしろ当然の結果だと思います。YouTubeの世界での利用者数が10億人に対して、日本では5000万人ですので、世界に発信するだけで、20倍の人に見て貰える可能性があるのですから、動画の1本当たりの価値も上がるからですね。

 

ですが、この方の動画をマネするには重大な問題点があります。それは皆様すでにご推察の通り「日常英会話が必須!」という事です。ですので、これは上位者の皆様も簡単にはマネできません!ですので、これなら上位者になれること請け合いです。(残念ながら、私にはできません・・・)

 

無声動画にすれば、英会話という問題は解決できますが、その場合は、表現力、さらには他のモノマネも発生するので、いかに違いを出すかの問題はついて回りますので、あまりお勧めできません。

 

 

YouTubeだけに頼るリスク

ここまで上位者になるための戦い方について書いてきたつもりですが、同時にYouTubeに頼り切るリスクもある事をしっかり認識しといた方が良いと思っております。

 

というのも、勝つための戦略もしっかり練って、実際に視聴者も増えており、収益も安定してきた!となった場合に、気が大きくなり、学校や仕事を辞める人が出てくるようです。また、本当にバカな動画を顔出しをしながらアップする方も多く見受けられます。「そんな方が少なくなると嬉しいな~」という気持ちでここは書きます。

 

1.YouTubeの収益で仕事(学校)を辞めるリスク

もうね、これは子供を持つ親としては、「本当に仕事(学校)は辞めてくれるな」って感想です。ここまで書いてきた「YouTubeは簡単には稼げ無い!」という事もありますが、YouTubeからの収入はYouTubeが用意したシステムを利用することで収入が発生している構造でもあり、非常にリスクが高いからです。

 

この「他人が用意したシステム構造」はやっかいで、システムの改変やサービスの終了が、「システムを用意した側」が自由にできます。そのため、ここからの収入に頼り(依存し)、そこからの収入の永続性を期待する事は間違っています。

 

実際に昨年の秋口くらいにYouTubeの収益が減ったというYouTuberがたくさん出ていました。ですので、簡単に仕事(学校)を辞めてはいけません。中堅レベルであの収入レベルですよ?

 

さらに、動画を撮影したり、編集したりする技術は働く上で、一つの能力ではありますが、それだけで決して仕事ができる指標にはなりません。ですので、安易に仕事を辞めたり、学校を辞めるとフラグが立ちますよ!

 

2.顔を出してバカをやるリスク

初めに言うと、「顔出しをすることがダメと言っているのでは無い」という事だけは理解ください。私が言っているのは、「顔出しをしている状況」で「バカなことをする」場合です。

 

これも簡単で、上位者になることが難しい人は、YouTuberで食っていく事は困難であるので、普通に働いていかなければ生活ができません。そんな人が、顔を出してバカな事をやっていた場合、当然社会はその人を「そういう人物」とみなします。例えそれが学生であったとしても同じ事で、就職・進学の際にはチェックされる可能性があります。そこをしっかり理解したうえでやるべきです。

 

逆に、構成・表現・独自性などをしっかり考えた動画を公開し、アクセス数がかなりのものに上った場合には、その企画力・実行力・分析力・技術などをアピールして、顔出ししてる事で本人と認めて貰えれば、就職・進学に有利になるかもしれません。

 

まとめ

ここまでだらだら書いてきましたが、YouTuberの上位者になるためには、それなりに戦略を持って動画を作成しなければならず、簡単に儲けようという気持ちでは無理と理解しました・・・。

 

とりあえず、我が子がYouTuberになると言い出したら、ここまでの内容を踏まえた上で、一緒に考えながらやって行く方向に持って行きたいと思います。子供の「発想力の練習」や「構成・表現・独自性・技術の習得」といった教育的な側面も交えた「社会の場」として利用するように。(個人的には、子供には顔出しさせたくないな~。人気が出てから後から顔を出すこともできるんだし、初めはいらんやろ・・・)

 

また、「自分がシェアしたい = 他人もシェアしたい」だと思うので、実際にやるときは、国内だけでなく、海外のYouTubeとかも見まくって、自分がシェアしたくなる面白い・楽しい動画が何なのかを見極め、さらには、世界に向けて情報を発信する練習にも使わせる方向に持って行きたいですね。

 

 

ちなみに私も私生活の動画を編集するために、以前、動画編集ソフトを購入しまして、実際に使っております。最近の動画編集ソフトはまじすげぇ!なーんの編集スキルも無い人でも、本当に簡単に編集ができるし、特殊効果も使える!ほんと便利な世の中です。

 

ちなみに編集できる機能のイメージはこんな感じ

youtu.be

 

とりあえず子供がYouTuberになりたいとか言い出したら、これで練習でもさせときます。 

 

 

どうぞ親御様、子供が「将来YouTuberになる!」と宣言された場合には、頑張ってくだされ。