kumityouの単身赴任ブログ

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今回の熊本地震から学びたい災害時の情報の重要性について



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昨日、単身赴任先から自宅に向けて1日早く帰宅できる事になり、20時50分東京発の東海道新幹線に乗っていた。その際、熊本県で最大震度7地震が発生した。新幹線の中でその情報を知ったのだが、すぐにはさっぱり状況がつかめなかった。

 

震源はどこなのか、津波は発生しそうなのか、家族のいる地域への影響はどうなのか、どう対応したら良いのか、新幹線はこのまま動くのか、など新幹線に乗っているという、ある種閉じ込められている状況下で、文字だけの情報に頼っていた自分には、どうしても映像で伝えられる報道に比べて、情報が遅れ、不安になるばかりだった。

 

そこで、今後、どこで起こるかわからない、どういった状況で起こるのかわからない、そんな災害に対して、災害時の情報の重要性について書きます。

 

まず一番重要になってくるのが状況確認!

1.家族の安否状況の確認

2.実際に起こっている事、自分の置かれている状況

これらの状況確認ができる事が重要でした。特に、新幹線内という情報源がスマホしか無かったので、その状況下でできうる対策が必要でした。

 

 

1.家族の安否状況の確認

私の家族間でのルールとして、下記の二つの方法を取っています。

(1)SNSにメッセージを残す

家族との連絡手段に電話回線がパンクした場合も想定してSNSを利用する。SNSは、LINEにメッセージを残す、Twitter上でつぶやく、Facebookで投稿の3パターンをするようにしています。もし家族が、そのいずれかを確認してくれれば、私の状況をわかってくれるし、家族の状況も何かしらでわかります。さらにどれかの回線がダメになっても、どれかが大丈夫の可能性があるので、そのようにルール決めしています。

 

実際に今回の場合、私に第一報を知らせて来たのは嫁様でした。テレビでの緊急地震速報が出たことをすぐにLINEで知らせたので、そこでやり取りをし、互いの安否状況の確認ができました。たぶん、そこで、常時嫁様が映像を見てくれて、報告してくれていたので、リアルタイムの映像情報がわかったので、安心できた部分も大きいと思います。

 

(2)災害伝言ダイヤルにメッセージを残す

電話回線がパンク、インターネット回線がダメになった場合には、互いの安否確認ができなくなる。そのため、何かしらのメッセージを残すため、上記SNSの利用を試みつつ、災害伝言ダイヤルにメッセージを残すように決めている。

 

災害伝言ダイヤル:171

災害用伝言ダイヤル(171) | 広報宣伝活動 | 企業情報 | NTT東日本

メッセージを残すときは、171を押して、「1」を押し、自分の電話番号を入力、「1#」を押す、30秒以内にメッセージを残す、最後に「9#」を押して残す事ができる。

 

再生をする時は、171を押して、「2」を押し、相手の電話番号を入力、「1#」を押す、これで再生ができます。

 

これは本当に、大規模災害が自分の身や、家族に降りかかった時に必要かと思います。

いずれにせよ、必ず、家族で何を確認するのか事前に決めておき、備えておく必要がありますね。

 

 

2.実際に起こっている事、自分の置かれている状況の確認

映像情報は、文字情報よりもリアルタイムに状況が分かる!これについては、今回、本当に実感しました。逃げにくい新幹線の中で地震が発生しましたが、私は、スマホが通信できる状況だったので、嫁様からのLINEでの情報やニュースサイトなどから情報が入ってきてました。

 

ですが、地震の発生当初は、熊本県の方で大きな地震があったということだけの情報しかなく震源地はどこなのか、津波の心配は、地震の影響範囲は、新幹線はこのまま動くのか、など文字の情報では、断片的な情報になり、目当ての情報を探り当てるのに時間がかかりました!

理由は単純で、発信する方も、文字に書き起こすのに時間がかかるので、伝えるまでに時間がかかり、受取側も探すのに時間がかかるのと、読むのに時間がかかるので、しばらくは状況がよくわかりませんでした。こと、リアルタイム性という事だけでみると、どうしても文字の情報は、映像の情報に比べて、ワンテンポ、ツーテンポは情報が遅れる。

 

そういう意味では、テレビの影響は本当に大きい!リアルタイムの映像情報を届ける事で、実際に起こっている事が目で見て、理解できる!これは本当にすごい事!

 

今回、Twitterでフォローさせて頂いている、かさこさん

NHKがネットでも地震のテレビニュースを配信中。東日本大震災の時、役に立ったのがネットで見れるテレビニュース

NHK NEWS WEB ニュース同時提供中

という事で情報を発信して下さったので、即映像を見れたのだが、これは本当に便利だった。リアルタイム性と映像認識は本当に重要!これによって、自分の今置かれている状況が本当にすぐ分かる。

 

災害時には、文字ではどうしても欲しい情報を確認するのに時間がかかるので、映像情報を確認しに行く事が、本当に役立つし大切です!

 

今回、実際に閉じ込められそうな場所にいた事で、情報の重要性やリアルタイム性は本当に大切だと実感しました。もうね、やっぱりこれまでの災害で当事者意識を持っているつもりになってても、どこか他人事に思っていたと思います。

 

改めて、自分の中でもしっかり防災意識を植え付ける機会とできればと思います。

 

先ほど紹介のかさこさんですが、過去に備蓄などの備えについてこんな記事を書かれてますので、ぜひ参考にいかがでしょうか

kasakoblog.exblog.jp

 

【追記】

災害時に映像で情報を入手するために、インターネットTVのAbemaTVのアプリをスマホに入れました。詳しくはこちらから

tanshinhunin.hateblo.jp